日本イエス・キリスト教団 信仰告白

わたしたちは信じて、告白します。
旧新約聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれた、誤りのない神のことばであり、キリストをあかしし、福音の真理を示すもので、教会の拠(よ)って立つただ一つの正典です。聖書は、わたしたちに、神と救いについての完全な知識を与えるものであり、信仰と生活の規準です。

1. 主イエス・キリストによって啓示され、聖書にあかしされた唯一の神は、父と子と聖霊の三位一体の神であり、その本質において同一です。

2. イエス・キリストは、神のひとり子であり、わたしたちを罪から救うために人となり、身代りとなって十字架にかかり、ただ一度、ご自身を完全な犠牲(いけにえ)として神にささげ、あがないを成就されました。その復活は、永遠のいのちの保証です。天に昇られた主は、キリストの日に至るまで、わたしたちのためにとりなしておられます。

3. わたしたちは、神の恵みにより、ただキリストを信じる信仰によって義とされ、罪をゆるされ、神と和解し、新たに生まれて神の子とされます。わたしたちは、キリストの血によって、すべての罪からきよめられ、神のものとされ、聖霊のバプテスマを受け、その内住による全き支配によって、主のかたちに変えられていきます。主は再び来られ、わたしたちを、ご自身の栄光のからだと同じかたちに変えて、永遠のみ国をつぐ者とされます。

4. 教会は、キリストのからだであって、神に召された聖徒の集まりです。教会は、公同の礼拝を守り、主の命(めい)にこたえて、福音を正しく宣べ伝え、聖礼典を行ない、聖徒をととのえ、主に仕えつつ愛のわざを励み、主が再び来られるのを待ち望みます。

わたしたちは、このように信じ、代々の聖徒と共に、使徒信条を告白します。

ローザンヌ誓約

当教会はローザンヌ誓約に同意します。
ローザンヌ誓約は、スイスのローザンヌで開催された1974年の第1回ローザンヌ世界宣教会議から生まれた。イギリスの牧師/神学者であるジョン・ストットが起草委員会委員長を務め、実質的にこの文書をまとめ上げた。ローザンヌ誓約は、福音派とは、何を信じ、どう行動するかについての最終的権威を聖書に置く者たちであると定義する。本誓約は、現代教会史上、最も広範に用いられている文書の1つである。(※ローザンヌ誓約ページより抜粋引用)